♪ 2017年のブログ ♪


2017年の発表会

発表会のプログラム と お星さまスティック(光るサイリウム入り)
発表会のプログラム と お星さまスティック(光るサイリウム入り)

 先日、発表会がありました。jetの同期加入のS先生とN先生、それに勉強会でお世話になっているF先生の教室との合同発表会です。

 

 今回は、12月24日―クリスマス・イブの日でしたので、フィナーレで「きよしこの夜」を歌いました。生徒全員でお星さまスティック(光るサイリウム入り)を持ち、そして会場のお客さんにもサイリウムのスティックを配り、みんなで振りながら歌って、クリスマス・ムード満点で終了しました。

 

 発表会は、およそ1年半に1回なので、久しぶりに会うよその教室の生徒さんたちの成長には目を見張るものがあります。当教室の生徒さんも、他の先生方からその成長を大いにほめていただき、とてもうれしかったです。

 

 楽しい思い出をたくさんつくって、生徒さんたちには、音楽大好きな人生を歩んでもらいたいと思います。

 

 

※ ご参考までに、発表会に関するブログです。

  → 「よその発表会」

  → 「2019夏の発表会」


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カバサを大きく回してシャー

クリックするとYoutubeにジャンプします
クリックするとYoutubeにジャンプします

 カバサという楽器をご存知ですか?円柱の円の中心から取っ手が伸びている形状で、円柱の周りには金属の粒々つきの輪っかが何本もジャラジャラとはまっています。金属の粒々がこすり合されるように動かして音を出します。細かく動かしチチチチとか、大きく回してシャーとか鳴らします。

 

 パーカッション勉強会でも、しばしば使用するのですが、「大きく回してシャー」がなかなか難しいです。

 冷静沈着なK先生の分析によると、輪っかが向こうに回っている状態を保ちつつ、軸を手前に回すとできるそうなのですが、私がやると「シャオン」と短く鳴ったところで止まってしまいます。手先が器用なS井先生にコツを訊ねると「チャーハンをくるんってフライパンで返す感じ」とのご回答。残念ながら、私は「チャーハンのくるんっ」もできません。

 私が必死にカバサを振り回している間、打楽器のスペシャリストS間先生は、一人悠々とダイナックな「シャーーー」を披露しておりました。

 

 どの楽器でも言えることですが、ちょっとした角度とかタイミングとかの工夫で、できなかったことが急にできたりします。コツをつかむまでの試行錯誤も楽しいですが、やっぱり早く「大きく回してシャー」ができるようになりたいです。

 

 

※ ご参考までに、打楽器に関するブログです。

  → 「アレグロに追い越されて」(ティンバレス)

  → 「クレシェンドやディミヌエンド」(シンバルのロール)

  → 「動きの軸」(タンバリン)


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TREBLEな左耳、BASSな右耳

スピーカーのTREBLEとBASS
スピーカーのTREBLEとBASS

 「利き耳」という言葉をご存知ですか?パーカッション勉強会で話題になったのですが、手に左利き/右利きがあるように、耳の聞こえ方も左右で違うそうです。

 左右それぞれの耳元で指を擦り合わせてみたら、確かに違って聞こえました。左の方が高音域〔TREBLE〕が強調され、右の方が低音域〔BASS〕が強調された感じです。

 

 ピアノは、演奏者の左から低音が、右から高音が聞こえるようになっています。オーケストラの楽器の配置も、概ね、演奏者の左が低音、右が高音。顔の横幅だけ距離が違う分、音の発信源から遠い方がよく聞こえるようになっているのかもしれないな、と思いました。 

 でも、オーケストラの指揮者や聴衆は、右が低音、左が高音と反対になります。演奏しない人は、左右の音の違いが拡大され、ステレオ効果がより高められた状態で音楽を楽しめるのかもしれませんね。

 

 エレクトーンは、聴衆サイドの楽器配置でレジストレーション〔音色の組み合わせ〕の設定をします。パンニング〔音の発信源の水平位置〕を左右反対に設定してみたら、オーケストラの中で演奏している気分に浸れて、思いがけずレベルアップできたりして!なんて、夢想してしまいました。

 


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「写譜」でしっかり読譜

音価と音高以外にも目を向ければ、表情豊かなスケールになります
音価と音高以外にも目を向ければ、表情豊かなスケールになります

 指導法勉強会では、引き続き、レベルチェックシートづくりをしています。

チェック項目は決まったので、今度は、「できた!」の判定をする問題づくりを始めました。

 

 読譜の問題を話し合っているときのことです。集まった先生の口々から「生徒さんがちゃんとした楽譜を書けない」という嘆きがこぼれました。

 そこへ、O先生が「1曲弾けるようになったら、最初は音符の丸だけでも、1小節だけでも、とにかく写譜させている」とベテランの手法を披露してくれました。

 

 「生徒さんがちゃんとした楽譜を書けない」というのは、音価(音符の長さ)や音高しか見ていないのが原因だと思います。 

 そもそも楽譜というのは、作曲者や編曲者の頭の中にある音楽を他の人に伝えるための説明書のようなものです。

 他の説明書きを読み飛ばして、音価や音高だけを見ている演奏では、たとえば、ある歌手のモノマネをするのに、ただその人の曲を普通に歌っているだけ、みたいな感じになってしまいます。

 モノマネは、その歌手の独特な表情や仕草などが伴ってこそ本人らしくなりますよね。同様に、演奏にも、表情や仕草のような「らしさ」を醸し出すものが必要だと思います。音価や音高以外の調性、拍子、アーティキュレーション(スラーやスタッカートなど)、強弱などをしっかり楽譜から読み取ってこそ、作曲者や編曲者が思い描いていた音楽に近づけるのではないでしょうか。

 

 そんな音価や音高以外のところへ目を向けさせるのに、「写譜」はとても有効な手段と言えます。私のレッスンにも、ちょっとした「写譜」の時間をこまめに取り入れて行こうと思います。

 

 

※ ご参考までに、音楽記号や音楽用語に関するブログです。

  → 「クマゼミの大合唱」

  → 「フェルマータごっこ」


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ちびトトロも「こんにちは。」

雨降り~♪ でないバス停 (我が家のアルバムより)
雨降り~♪ でないバス停 (我が家のアルバムより)

 今回のアンサンブル勉強会で取り上げたのは、S先生担当の3人の生徒さんで弾く「となりのトトロ」。エレクトーンのソロ曲として市販されていたものに、オブリガードやフィルイン・フレーズを加えて3人それぞれが見せ場を持つよう、S先生がアレンジしました。

 

 エレクトーン2台とピアノ1台で実際に音を出してみると、リズムのボリュームが小さかったり、オブリガードが出しゃばりすぎていたりしていました。

 そこでバランスを整えてから、もう一度演奏したところ、「かわいい音がほしいよね?」とF先生。

 元々は、ストリングス〔弦楽器の集団〕とブラス〔金管楽器の集団〕にティンパニーが鳴り響くような壮大なオーケストラの編成でした。そこへ、「かわいい音」を入れるべく、ストリングスはアルコ〔弓で弦をこする奏法〕ばかりでなく、ピチカート〔弦を指ではじく奏法〕も入れてみよう!とか、フィルインを木管楽器と鉄琴の高い音で入れてみよう!など、様々な意見が出ました。

 そうして、ずーんと大トトロが一匹で佇んでいたのが、あちらからこちらから、ちびトトロもチョロチョロと顔を出すようなゆかいなトトロの曲に変身しました。

 

 今回はいつものメンバーに加え、一緒に発表会をする先生方も交え、にぎやかな勉強会となりました。勉強会などの人の集まりも、アンサンブルの演奏も、さまざまな色が混じり合うような、にぎやかなのものだと楽しいな、と思いました。

 

 

※ ご参考までに、エレクトーンのアレンジに関するブログです。

  → 「頭の中に理想をつくる」

  → 「じっくり向き合って」


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ピアノの調律

調律後はこんなハーモニーもすっきりした響きに
調律後はこんなハーモニーもすっきりした響きに

 毎年、10月にピアノの調律をお願いしています。大阪の暑い夏を乗り越えて、ピアノがちょっと落ち着いてきた頃です。調律師さんによると、ピアノも夏バテするそうです。

 

 今回、面白かったのが、譜面立ての修理です。ふたに固定されているはずの譜面立てがカパカパ開いてしまう状態だったのですが、調律師さんが、蝶番のところに接着剤のようなものをチョイチョイと注ぐと、あら不思議。譜面立ての開閉が程よくきつくなり、ふたに固定されつつ、手を添えると開くことができるという絶妙な塩梅に仕立ててくれました。

 調律の方は、中音域で和音を鳴らしながら一番低いドの音を弾くと、やや違和感があったのですが、下がり気味だった中音域を調えてもらい、スッキリした響きになりました。

 

 エレクトーンのレジストレーション〔音色の設定〕づくりや教材づくり、録音作業などに熱中している時は、ピアノは放ったらかし状態だったりするのですが、リフレッシュしたピアノの音をなるべく毎日堪能したいと思います。


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レジストレーション研究中

書き出したレジストレーションの一例
書き出したレジストレーションの一例

 エレクトーンには、楽譜に対応した市販のレジストレーション(音色の組み合わせ。以下、レジスト)のデータを使って演奏する他に、自分でレジストを設定して演奏する、という楽しみ方もあります。

 レジストの設定方法を教えられるよう、その知識の習得を目指すのが、ステージア勉強会です。

 

 ただ今、ステージア勉強会では、R&Bアレンジの「夜空ノムコウ」のレジストで、自分たちで作ったもの(以下、「ス」作)と、デモンストレーター〔演奏活動を通してエレクトーンの普及を図るプロ〕の方に改良してもらったもの(以下、「デ」作)の比較をしています。

 

 まずは、ひたすら音色を書きだします。上の図のようなレジストの表を、「ス」作と「デ」作それぞれ32パターン、書き出しました。それから、レジストが別のレジストへ変わるタイミングも書き出し、「ス」作と「デ」作のレジストの対応関係がわかるように並列させました。

 ここまで、6人のメンバーで手分けして取り組みましたが、文字をぎっしり書いて、目はチカチカ、手はピキピキ。毎回、勉強会が終わるとぐったりしていました。

 あとは、実際に音を出しながらの比較です。まだ途中ですが、耳で聴いただけではわからない「隠し味」のような音があって、音の輪郭をくっきりさせたり、音に厚みを持たせたりしていることがわかりました。ちょっと苦労が報われた気持ちです。

 

 他の曲でも同じようにしてレジストを研究することになっています。一人では投げ出してしまいそうな地道な作業ですが、「学問に王道なし」と思って、他のメンバーとともに頑張ります! 


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歌の伴奏で老人ホームへ

「幸せなら手をたたこう」の伴奏譜のイントロ部分
「幸せなら手をたたこう」の伴奏譜のイントロ部分

 9月のシルバーウィークは、神奈川県の実家に帰省するのが恒例となっています。

 今回は、母が入っているサークルのメンバーが、老人ホームへ歌をうたいに行くというので、キーボードの伴奏で飛び入り参加させてもらうことになりました。

 

 歌うのは、唱歌や童謡なので、簡単に伴奏づけできるだろう、と思ったのですが―。

 

 「赤とんぼ」、「もみじ」、「幸せなら手をたたこう」は、私も小学校で歌ったので、すぐにイントロや伴奏が頭に浮かびました。そのまま楽譜づくりをして、弾きながら音の響きのイマイチなところを修正して出来上がり。

 「里の秋」は、聞いたことあるかな?程度の曲だったので、まずメロディを覚えることから始めました。さいわい、実家に古い楽譜があったので、それを参考に伴奏づけをしました。

 そして、「案山子(かかし)」と「野菊」。この2曲は全くの初めましての曲でした。メロディとコードネームだけの楽譜はあったのですが、どうもイメージが湧きません。そこで、You-tubeの動画を参考にさせてもらいました。「百聞は一見に如かず」と言いますが、音楽の場合は、「百読譜は一聴に如かず」ですね。

 

 そんな具合で、少々手こずりましたが、イメージ通りの伴奏をつけられたゾ、と自己満足に浸りつつキーボードで練習しました。

 

 そして、本番。20人のご老人と、10人のサークルのメンバーとで歌をうたいました。少々ミスタッチもありましたが、一応、伴奏のお役目を果たせたようです。

 歌の前にはお話コーナーがあり、五臓〔心臓、肺、腎臓、肝臓、脾臓〕は感情と結びついており、「うれしいな、たのしいな」と思うと心臓が健康になる、ということを聞きました。今回、老人ホームで同じひと時を過ごした皆さんとともに、心臓が元気になっていたらいいな、と思います。 

 

 

※ ご参考までに、歌の伴奏に関するブログです。

  → 「歌いたくなる伴奏」


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隣で感じるアンサンブル

「踊り明かそう」(jazz arrange)のパーカッション譜(部分)
「踊り明かそう」(jazz arrange)のパーカッション譜(部分)

 パーカッション勉強会では、ラテンやジャズの音楽に合わせて、コンガやボンゴ、ティンバレス、その他諸々の小物楽器で5人のアンサンブルをしています。

 

 パーカッションのアンサンブルは、楽器のサイズのせいか、エレクトーンやピアノのアンサンブルと違って、お互いの距離がとても近く感じられます。共演メンバーの息づかいやグルーヴ感が肌で感じられるのです。 

 jetの勉強会なので、もちろんメンバーは長年エレクトーンやピアノを演奏してきた先生たち。ノリも良いし、フィルインの入り方もカッコいい。そういう感覚的なことが、一緒に演奏するだけで伝わってきて、とってもエキサイティングです。

 

 レッスンで、「リズムに乗って弾きましょう」とか、「短いブレスを入れてから次のフレーズに入りましょう」などと言っても、なかなか生徒さんには伝わりにくいものです。

 言葉で説明するのではなく、練習中の生徒さんの隣で、先生がまるで一緒に演奏しているかのように、リズムに乗ってブレスを入れたら、スッと伝わるし、生徒さんも楽しいのではないでしょうか。

 

 ただ今、勉強会で取り組んでいるのは、ラテンジャズ・アレンジの「踊り明かそう」です。アップテンポな曲なので、楽器の持ち替えの手順でひいひい言いつつ(アゴゴからシェイカー、タンブリン、マラカス、グィロ、タンブリン、そして再びアゴゴへ!なんて忙しいパートもあります)、「隣で感じる」アンサンブルを楽しんでおります。 

 

 

※ ご参考までに、拍子感やリズム感に関するブログです。

  → 「リズム感を培う」

  → 「足元から音楽に乗ろう」

  → 「引っ掛かるポイント」(アウフタクト)

  → 「1拍の長さと空間の広さ」

  → 「8分の6拍子の世界」

  → 「同音連打と拍子感」

  → 「続・同音連打と拍子感」

  → 「リズム感のある体」


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山鳩の鳴き声を楽譜に


山鳩の声(私)
山鳩の声(私)

山鳩の声(夫)
山鳩の声(夫)

 近所の神社で山鳩があの独特な低い声で鳴いていました。

 「デーデドゥッボボー、デーデドゥッボボー」とまねして口ずさんでいたら、夫に首をかしげられてしまいました。夫の耳には「デーデー、ボッボー」と聞こえるとか。「楽譜にしてみたら?」との提案に、早速つくってみました。

 

 私の方は、アウフタクト(弱起)の3拍子、夫の方は、4拍子で3拍目の頭に休符が入ります。山鳩の鳴き声は平板なので、人それぞれ違う拍子に感じられるのですね。

 ピアノで披露すると、鳴き止むときのプツリと途切れるところ(楽譜の最後の小節)で笑いを取れました。

 

 山鳩はキジバトとも言うそうで、一般には「デデポッポー」と聞きなしされるようです。

 みなさんも、おもしろい音を耳にしたら楽譜にして、家族やお友だちと比べてみてはいかがでしょうか。


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「スズメに逃げられない」弾き方

スズメに逃げられたフレーズ
スズメに逃げられたフレーズ

 ピアノではもちろんのこと、エレクトーンでも、打鍵のタッチを変えることで強弱をつけます。「強弱」と言うので、強く弾けば大きな音、弱く弾けば小さな音になるとばかり思いがちですが、実は、「強い打鍵=速い打鍵」、「弱い打鍵=ゆっくりな打鍵」なのです。だから、速いフレーズを弱く弾くのは、とても難しいです。

 

 以前、「エリーゼのために」を弾いていたら、1回目の副主題の32分音符が連続するところで、庭に異変が。強弱記号が「p」なので、軽やかに弾きたいところ、しかも、明るく伸び伸びとした感じのハ長調のところです。なのに、にぎやかに遊んでいたスズメたちがバタバタと逃げ去ってしまいました。

 これではいけない!と、「スズメに逃げられない」を目標に、速いフレーズを弱く弾くための試行錯誤をしました。

 

 先日のことですが、エレクトーンの生徒さんが「f」のフレーズのアクセントの付いた音符を、グーッと押し込むように弾いていました。これだと、強くても速くないので、アクセントの感じが出ません。そこで、「強い打鍵=速い打鍵」だというお話をして、二人でどうしたら速い打鍵になるかいろいろ試してみました。

 

 彼女も「エリーゼのために」を弾きたいと言っていたので、いつか練習を始めたら、「スズメに逃げられない」32分音符の弾き方を一緒に探していきたいです。

 

 

※ ご参考までに、ピアノ曲に関するブログです。

  → 「絵画的に見る楽譜」(ブルグミュラー「タランテラ」)

  → 「シャープとフラットの話」(カバレフスキー「ワルツのように」)

  → 「大切なパートは?」(パーセル「シャコンヌ」)

  → 「歌うように弾く」(マルティーニ「愛のよろこび」)

  → 「サンタクロースのお爺さん?」(シューマン)

  → 「ガボットにチャレンジ」(ヘンデル)

  → 「セキレイの『ボン』改め『トン』」(ブルグミュラー)

  → 「表現としてのテンポ」(ブルグミュラー「やさしい花」)

  → 「それぞれの表現」(グリーグ「夜警の歌」)

  → 「強拍 vs アクセント」(チャイコフスキー『子どものアルバム』より「ワルツ」)


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ドラムの音にも耳を傾けて


 アンサンブル勉強会では、いくつかのグループに分かれ、それぞれ発表会のアンサンブル曲の編曲に取り組んでいます。私はU先生と、B.E.キング氏の名曲「スタンド・バイ・ミー」をエレクトーン2台のアンサンブルに編曲しました。

 

 エレクトーンには、元々たくさんのドラムのリズムパターンが用意されています。私は、その中から「ラテンパーカッション入りの8beat」という原曲のイメージに近いものを選び、レジストレーション(音色やリズムの組み合わせ)に使いました。

 「リズムはこれでO.K.」と思っていたところへ、ドラムが得意なU先生からさらっと一言。「バスドラムのリズムがベースのリズムと違いますね。揃えたものをつくりましょう!」(エレクトーンでは、オリジナルのリズムパターンをつくることもできます。) そして、改良したリズムパターンを作成することに。

 これからは、もっとドラムの音にも耳を傾けて、アクセントや休符も意識しないといけないな、と反省しながらつくりました。

 

 リズムの他にも、バンドの編成に始まり、ハーモニーのボイシング、どのサックスで吹くか(サックスの音色だけで50種類以上あります)、何を足して何を引けばバランスが整うか等々、勉強会の度に弾いては改良し、ついに7月の勉強会で楽譜とレジストレーションは完成しました。あとは、ビッグバンド・テイストのかっこいい弾き方の研究です。

 生徒さんが発表会のステージで輝けるよう、もう一息頑張りたいと思います。 

 

 

※ ご参考までに、エレクトーンのリズムに関するブログです。

  → 「頭の中に理想をつくる」


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レベルチェックシートづくり

H先生・作のレベルチェックシート(部分)
H先生・作のレベルチェックシート(部分)

 指導法勉強会では、ただ今、レベルチェックシートづくりをしています。対象は、グレード8級までのエレクトーン&ピアノの生徒さん。達成感を味わってもらうために、「できた!」のシールをたくさん貼っていく仕様です。

 

 チェックシートづくりでは、まず、勉強会のメンバーで、8級の取得までにどんなことを身につけ、覚えていくべきか、チェック項目を考えました。

 スケール、カデンツ(弾ける、聴き取れる)、読譜(音名、リズム)、アーティキュレーション(意味がわかる、演奏で表現できる)、楽典、演奏フォームなど、本当に盛りだくさんの項目が挙がりました。

 音名だけでも、イタリア語のドレミから、日本語のハニホ、英語のCDEまで、たくさんの知識が必要なのですね。

  

  まだ改良中ですが、完成したチェックシートを受け取った生徒さんたちが、少し未来の「できた!」を想像して、頑張ってくれるといいな、と思います。

 

 

※ ご参考までに、「レベルチェックシート」に関するブログです。

  → 「チェックシートの活用」

  → 「チェックシート1年目の感想」

  → 「スケールを聴こう」


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鍵盤ふき掃除のBGM

鍵盤ふき掃除のBGM
鍵盤ふき掃除のBGM

 鍵盤には短い黒鍵と長い白鍵がありますから、お掃除で拭いていると、タターン、タターンというリズムになりますよね。

 みなさんは、タターン、タターンのリズムでどんな曲が思い浮かびますか?

 

 私は、ロバート・ジェイガーさんの「シンフォニア・ノビリッシマ」のあのかっこいいエンディングが浮かびます。なので、「シンフォニア~」のリズムを借用したクロマティック・スケールを頭の中で鳴らしながら、鍵盤をふきふきしております。

 

 頭の中のことなので、壮大な雰囲気で重音を鳴らして、大仕事をしている気分にも浸れます。3連符のところはかなりしっかり拭けるので、ピカピカになるかも?


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はじめまして

ハ長調スケールの練習曲(エレクトーン用)
ハ長調スケールの練習曲(エレクトーン用)

 はじめまして。うーふ音楽教室です。

 

 このブログでは、jetの勉強会で取り組んでいることと、日々の音楽にまつわる身辺雑記を書き記していく予定です。

 

 私が所属しているjet千里支部には、いくつかの勉強会があります。それぞれの勉強会ごとに月に一度メンバーが集まり、指導法や演奏法、エレクトーンの機能、アレンジの方法などについて勉強しています。

 それぞれの勉強会で取り組んでいること、参考になったこと、話題になったことなどを書いていきたいと思います。

 

 身辺雑記では、レッスンのこと、発表会などのイベントや、聴きに行ったコンサートのことの他、日常生活の中で感じた音楽のことなどを書いていきたいと思います。

 

 更新は、月に一度を目安に、ゆったりしたテンポで進めて行く予定です。

 

 お読みいただいた方の音楽生活に、何か参考になることがあれば幸いです。


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jetのキャラクター「えれんちゃん」がエレクトーンを弾いています。
えれんちゃん