楽器の指導書づくり

エレクトーンの音色のリスト(あと2ページあります)
エレクトーンの音色のリスト(あと2ページあります)

 今年度のステージア研究会の研究テーマは、「エレクトーンで鳴らせる楽器の指導書をつくろう」です。緊急事態宣言中なので、今回もzoomでの研究会です。

 

 一般の教室で使っているELS-02Cというエレクトーンでは、986(AWM音源)+94(VA音源)の音色が内蔵されています。膨大な数ですから、まずはよく使う音色のピックアップから始めました。

 

 ストリングス〔弦楽器〕、ブラス〔金管楽器〕、ウッドウィンド〔木管楽器〕などのカテゴリー別によく使う楽器名を上げていきます。

 

 エレクトーンの音色には、「トレモロ・ストリングス」など奏法の名前がついたものや、「チェンバー・ストリングス」など演奏形態の名前がついたもの、「ディストーション・ギター」などエフェクト〔電気的に音色を加工すること〕による名前がついたものもありますが、これらは、楽器の説明として書き加えるので除外。

 また、クワイア〔歌声〕やホイッスル〔口笛〕、小学校で使うリコーダーなど、説明するまでもないものものも除きます。

 

 進行役のN先生が「チェレスタはどうしましょう?」と言えば、F先生がすかさず「『こんぺいとうの踊り』ね!」と応じ、S先生が楽器の写真(いろいろな楽器の説明が載ったフォルダ・タイプの雑誌があったそうで、そのカード)を見せてくれます。

 こんな具合に進んで、書記に名乗りを上げてくれたU先生がWordでタイプしてくれた楽器名を、最後に画面共有で確認しました。

 みるみる仕事が捗る有能な先生方です。

 

 次回は、それぞれの楽器の説明編です。

 擦弦楽器や吹奏楽器を鍵盤でそれらしく演奏するための指導書なので、エレクトーンの周りに集まって、実際に音を鳴らしながらやっていけたらいいのですが、6月は、さてはてどうなることでしょうか。


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