リズム感のある体

U先生のオリジナル曲のベース
U先生のオリジナル曲のベース

 指導法研究会の折、先月のO先生に続いて、U先生が「アレンジステージ〔指導者による編曲のコンクール〕」の作品を2曲、披露してくださいました。

 

 1曲目は、エレクトーンの入門レベルの曲「かるがもスキップ」を9~8級用にアレンジした「KARUGAMO SWING」。

 「スキップ」の方ではかわいい子ガモちゃんだったのが、バーボンのグラスを傾けてるオッサンになったー!と思ったら、一転、ビッグバンドが登場して、にぎやかなショーのように。リズムもおしゃれで、かっこよいアレンジでした。

 

 2曲目は、なんとオリジナル曲!一からご自分で作曲した作品です。

 16ビートのフレーズを奏でていたベースが、途中から4ビートに変わるところがステキ。ご自分でドラムも演奏できるU先生ですから、ハウスミュージックっぽいリズムも洗練されていて、疾走感がかっこよかったです。

 おしゃれなコード進行は、藤井風さんの「きらり」から拝借したそう。

 

 家に帰ってから、「きらり」のミュージックビデオを視聴しました。

 藤井風さんは、シンガーソングライターと認識していましたが、ダンスもお上手。こういう動きができる体を持っているから、歌にもリズム感が出てくるのかなあ、と思いました。

 

 先日のレッスンで、アーティキュレーション〔スタッカートやスラー、テヌートなど〕の感覚を身に着けてもらおうと、スタッカートのフレーズを歌いながら軽やかにステップを披露、したつもりだったのですが、生徒さん曰はく、「にわとり」。無意識に動かしていた手が、羽をバタバタさせているように見えたらしいです。

 U先生の作品のようなおしゃれなビートの曲を弾くには、体の動きから変えなくてはいけないかも、と肩を落としました。

※ ご参考までに、「アレンジステージ」に関するブログです。

  → 「細部を磨こう!」


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