客席の温度

コンサートのプログラム&チケットとプレゼントの福豆
コンサートのプログラム&チケットとプレゼントの福豆

 節分の日の先日、なんばjetと堺jetの先生たちのエレクトーン・コンサートがありました。※私の所属は千里jet。 

 先生によるコンサートですから、観客席の前方は、その生徒さんたちであろうお子さんが大勢いました。なので、私たちは、会場が全体が見渡せる後方の席に。そこで、「客席の温度の変化」というものを初めて感じました。

 

 オープニングは、弦楽器の超絶技巧曲「パガニニスタ」。華麗な演奏に、客席は緊張した感じ。そこから、映画音楽やジャズが続き、ビッグバンド・ジャズのあたりから、客席の温度が上がってきました。そして、アニメ「ミニオンズ」の挿入歌「ハッピー」が始まると、子どもたちは踊り出し、大人たちも手拍子でノリノリに。続いて、「これぞエレクトーン・プレイヤー!」という感じの足さばきでベースもかっこいいジャズが奏でられ、その後も、会場全体がホットなまま、クラシック、ポップス、USJメドレーなど多様な音楽が演奏されました。

 

 コンサートや発表会では、静かに耳を傾けてもらいたい曲も、ワイワイ盛り上がってほしい曲も演奏されます。客席の温度の変化を意識してプログラムを組めば、お客さんに、より音楽を堪能してもらえる催しになるかもしれないな、と思いました。

 

 うれしかったのが、一緒に聴きに行った夫が、「エレクトーンを弾けたら、すごく楽しいのだろうね」と言ってくれたこと。ご出演の先生方みなさん輝いていらっしゃって、音楽の楽しさ、素晴らしさが伝わってくる、すてきなコンサートでした。


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