チェックシートの活用

レベルチェックシート(部分)。クリアできたら空欄にシールを貼ります
レベルチェックシート(部分)。クリアできたら空欄にシールを貼ります

 指導法勉強会で作成したレベルチェックシートは、グレード8級の取得までに身につけ、覚えていくべき項目が、A4の紙5枚にわたってぎっしり並んでいます。「チェックするだけでレッスン時間が終わりそう」なんていう、ため息も聞こえますが、活用のしがいのある出来映えとなりました。

 

 ひと月のレッスンを3回にしているO先生は、第4週のお休みが入る前に生徒さん自身にクリアする範囲を決めさせ、月初めのレッスンの始めの5分以内でチェックすることにしたそうです。

 O先生は、普段から教育や子どもの成長に関する本を読んでいらっしゃるので、生徒さんの自律的な学習を促すような手法を自然と考えついたようですが、私は目からウロコが落ちる気持ちでした。

 

 生徒さんは、末永く教室に通い続けてくれたら大変ありがたいのですが、いつ辞めてしまうかもわかりません。それを考えると、一から十まで大人が手出ししないと弾けないような状態から、早く脱せられるよう指導しなければいけないな、と思いました。

 

 生徒は、自分で課題を設定して、そのクリア方法を考える。先生は、うまく行かないところを的確なアドバイスで導く。まずは、チェックシートの活用で、そんな手法を試してみようと思います。

 

 

※ ご参考までに、「レベルチェックシート」に関するブログです。

  → 「レベルチェックシートづくり」

  → 「チェックシート1年目の感想」

  → 「スケールを聴こう」


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