隣で感じるアンサンブル

「踊り明かそう」(jazz arrange)のパーカッション譜(部分)
「踊り明かそう」(jazz arrange)のパーカッション譜(部分)

 パーカッション勉強会では、ラテンやジャズの音楽に合わせて、コンガやボンゴ、ティンバレス、その他諸々の小物楽器で5人のアンサンブルをしています。

 

 パーカッションのアンサンブルは、楽器のサイズのせいか、エレクトーンやピアノのアンサンブルと違って、お互いの距離がとても近く感じられます。共演メンバーの息づかいやグルーヴ感が肌で感じられるのです。 

 jetの勉強会なので、もちろんメンバーは長年エレクトーンやピアノを演奏してきた先生たち。ノリも良いし、フィルインの入り方もカッコいい。そういう感覚的なことが、一緒に演奏するだけで伝わってきて、とってもエキサイティングです。

 

 レッスンで、「リズムに乗って弾きましょう」とか、「短いブレスを入れてから次のフレーズに入りましょう」などと言っても、なかなか生徒さんには伝わりにくいものです。

 言葉で説明するのではなく、練習中の生徒さんの隣で、先生がまるで一緒に演奏しているかのように、リズムに乗ってブレスを入れたら、スッと伝わるし、生徒さんも楽しいのではないでしょうか。

 

 ただ今、勉強会で取り組んでいるのは、ラテンジャズ・アレンジの「踊り明かそう」です。アップテンポな曲なので、楽器の持ち替えの手順でひいひい言いつつ(アゴゴからシェイカー、タンブリン、マラカス、グィロ、タンブリン、そして再びアゴゴへ!なんて忙しいパートもあります)、「隣で感じる」アンサンブルを楽しんでおります。 

 

 

※ ご参考までに、拍子感やリズム感に関するブログです。

  → 「リズム感を培う」

  → 「足元から音楽に乗ろう」

  → 「引っ掛かるポイント」(アウフタクト)

  → 「1拍の長さと空間の広さ」

  → 「8分の6拍子の世界」

  → 「同音連打と拍子感」

  → 「続・同音連打と拍子感」

  → 「リズム感のある体」


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