ドラムの音にも耳を傾けて


 アンサンブル勉強会では、いくつかのグループに分かれ、それぞれ発表会のアンサンブル曲の編曲に取り組んでいます。私はU先生と、B.E.キング氏の名曲「スタンド・バイ・ミー」をエレクトーン2台のアンサンブルに編曲しました。

 

 エレクトーンには、元々たくさんのドラムのリズムパターンが用意されています。私は、その中から「ラテンパーカッション入りの8beat」という原曲のイメージに近いものを選び、レジストレーション(音色やリズムの組み合わせ)に使いました。

 「リズムはこれでO.K.」と思っていたところへ、ドラムが得意なU先生からさらっと一言。「バスドラムのリズムがベースのリズムと違いますね。揃えたものをつくりましょう!」(エレクトーンでは、オリジナルのリズムパターンをつくることもできます。) そして、改良したリズムパターンを作成することに。

 これからは、もっとドラムの音にも耳を傾けて、アクセントや休符も意識しないといけないな、と反省しながらつくりました。

 

 リズムの他にも、バンドの編成に始まり、ハーモニーのボイシング、どのサックスで吹くか(サックスの音色だけで50種類以上あります)、何を足して何を引けばバランスが整うか等々、勉強会の度に弾いては改良し、ついに7月の勉強会で楽譜とレジストレーションは完成しました。あとは、ビッグバンド・テイストのかっこいい弾き方の研究です。

 生徒さんが発表会のステージで輝けるよう、もう一息頑張りたいと思います。 

 

 

※ ご参考までに、エレクトーンのリズムに関するブログです。

  → 「頭の中に理想をつくる」


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